マスカレードが好き過ぎて考察した
そう、タイトル通り私はマスカレードがとにかく好き
あ、嵐の方のマスカレードです、あしからず。
この曲が入ったアルバムがリリースされて、初めてこの曲聴いたときにイントロかかった瞬間から
あ、好きなやつ…
ってなった曲
歌謡曲大好き芸人なもので笑笑
青春ブギ、復活LOVEなんかも大好きです♡
だから書いてみようと思って
曲の考察的ブログ!
他のブロガーさんみたいに上手く書ける自信は正直ありませんが、自分の思うマスカレードをね、書いていきたいと思いまーす!
一応、登場人物が
・彼(主人公)
・彼女
・彼氏(彼女の夫)
って事になってます
マスカレード
「どこにゆくつもり?」 隣で不機嫌なセリフ
アクセル踏み込んで 聞こえないフリした
この時点でこの男性は普段お相手の女性にあまり強く言えない関係だという事がわかります。深夜、急にドライブに行こうと誘い出して、女性は来てくれたけど急だったから不機嫌な様子。どうやらこの2人、付き合っているわけではなさそう。
そんな隣にいる彼女の様子を横目に男性は行き先を告げることもなくアクセルを踏んで、アクセル音を大きくして聞こえなかったフリをするわけですね。アクセルの音のせいにしてごまかしてるってことですね。これから一体何が起こるのか、楽しみになってくる〜!
ゼロ時過ぎの ハイウェイから
流れるのは 風のセレナーデ
長い髪が 誘う様に 夜がかけた魔法さ
ここで時間軸が明らかになる。深夜0時過ぎに海の見える高速道路をドライブしている様子。
高速を走っているため外は風の音が大きく聞こえる。それがこの男性にとってはセレナーデ(夜、恋人の部屋の窓の下で歌ったり弾いたりする甘く美しい曲)に聴こえる。つまりラジオとかつけていなくて風の音をBGMにして車を走らせているってことですかね。
窓から入る風で彼女の長い黒髪が靡く。普段なら特に気にも止めないワンシーンだけれど、どこか色っぽく見えて心誘われたような心地、まるで魔法にかけられたようで浮き足立っているのがわかります。
I want you baby
スキャンダラスに奪い去りたいのさ マスカレード
朝が来るまで 誰にもバレやしない No No
やっぱり彼女に対する未練をどうしても捨てきれない。
だから周りにどう思われようと彼女をこのまま奪い去りたいんだ!
という心の叫びのように聞こえます
でもその気持ちをまるで仮面を着けているかのように表には出さず隠してきている
だから朝が来るまでこの気持ちが誰かにバレる事なんてないんだ
最後の "No No" は彼女の台詞かな〜って思ったんですけどどうですか?(突然の問いかけ)
彼女は彼の気持ちに気付いているのかもしれない。けれど超えてはいけない一線があるとわかっているから気のある素ぶりは見せないようにしているのかな。
ニュアンスとしては、『私には帰る家があるんだからだめだよ』って感じかな?
I need you baby
自分勝手な夜だってあるのさ ごめんね
聞き分けのいい ヤツにはなれやしない
ここは割とそのまま読んでいい気がします
どうしても君が必要なんだ
普段はこんなこと(強引にドライブに誘うようなこと)はしないけれど時には自分勝手な夜だってあるんだ、 振り回してごめんね
きっと普段は急にドライブに誘い出したりするような積極的なタイプでは無いのでしょう。君が何を言おうと今日は僕のわがままに付き合ってもらうと心を決めてきた、でも心の何処かで彼女に対する申し訳ないという気持ちも持っている。完全に悪い男にはなりきれない、男性の良心の部分なのかなと解釈しました。
今夜は君の思うままな聞き分けのいい男にはなれないよ(なるつもりは無いよ)という彼女へのささやかな挑戦状。
この最後の文
"聞き分けのいい ヤツにはなれやしない"について2パターン想定できるのでどっちの解釈で取ろうかすごく考えた。この1文だけでしばらく語り合える!
ということで(?)2番にも同じ歌詞があって、ニュアンスが若干違うと思ったのでそこにも是非!注目してくださーい
今日だけは ガラスの靴 履いて
踊ろう 君は少女のままで
ガラスの靴と言えば?
そう
シンデレラ
シンデレラは魔法使いによって舞踏会に参加することができますが、その魔法は夜0時に解けてしまいます
これまでを振り返ると、サビ前に夜の魔法にかけられているんですよね!
シンデレラは0時に魔法が解けてしまうけれど、今日だけは解けない魔法にかけられたまま踊ろうということなのかな
彼と彼女は幼馴染で、どんなに2人大人になっても僕の中では君はずっと出会った頃のままなんだ、と過去を少し振り返る。またあの頃のように2人でいようという彼の誰にも言えない気持ち。
彼の気持ちが一方通行な感じでちょっと寂しい、、、
、、、2番行きましょう
「海が綺麗だね」 君はまだ呆れているの?
そんな瞳で見ないで また恋に落ちそうさ
少し車を止めて彼が「海が綺麗だね」と彼女に声をかける。彼女はそれに答えることも彼の方を見ることもしない。彼女の表情は窺えないからどんなことを考えているのか彼には考える余地がない。
だから、そんな彼女の様子を見てまだ自分のことを呆れているのかと思っていたが、彼女がふと彼の方を見た。
月明かりに照らされた彼女の何とも言えない表情を見て、やはり呆れているのかという確信に変わる。
しかしそんな彼女の冷ややかな瞳を見て、悲しい気持ちになるどころかますます彼女を好きになってしまいそう。一度は諦めかけたこの気持ちを忘れられない。彼は余程彼女の事が好きなんですね。かなり情熱的なくらい。
振り子のように 揺られながら
奏でるのは 波のプレリュード
時間を止めて 抱きしめれば 夜が魅せたラストダンス
満月の形が海の水面に浮かび上がっている
月の光が波に揺られてまるで振り子みたいに見える
波の音はこれから何か起こるんじゃないかと思わせるようなプレリュード(前兆)のよう
ずっとこの時が続いたらいいのに
このまま二人でいることができたら
いっそこのまま時間を止めてしまいたい
彼の密かな気持ちの表れ
そっと彼女を抱きしめたら2人の影が重なってダンスを踊っているかのように見えた(夜の月明かりに照らされているというムードから)
何故ラストかと言うと、ここで抱きしめてしまえばもう今までの関係には戻れないと覚悟を持っているからかなと考えました。
I miss you baby
仮面に秘めた心を見せてくれ マスカレード
二人の世界さ 誰にもジャマできない No No
君が恋しい…
その表情に隠した本心を見せてくれ
という気持ちを押し殺している様子
心の何処かで彼女の気持ちは自分の方には向いていないと思っている。でも急な誘いにものってくれる彼女は少しは自分に好意があるのではないか、と期待してしまっている。だから本心は今までの態度とは違うんでしょ?それを見せてよ、という気持ちなのかなと思います
深夜だから周りに誰もいない
2人だけの世界なんだ、この世界は誰にも邪魔できない("させない"という意味の方が強い気がします)という彼のささやかな優越感がここに表れているのではないでしょうか
ここの "No No " は気持ちの揺れ動く彼女が、自分自身に対しての問いかけかな。つい彼の誘いに乗ってしまいそうになるけど、誘いに乗ってしまったらもう取り返しのつかないことになる、、、って彼女が自問自答している様子だと解釈しました。
I love you baby
おとぎ話の続きを見せるから 許して
瑠璃色の空に もうすぐ夜明けが来る
サヨナラは まだ眠りの中さ
踊ろう 君はマーメイドのように
幼い頃に一緒に読んでいた絵本の世界みたいな現実離れした世界を見せるから
日常に退屈していた君を満足させてみせるからって感じですかね
この非日常的な出来事にわくわくしているというか、寧ろ一緒におとぎ話の続きを見に行こうよ、僕なら君を満足させられるよ、という誘い文句のように聞こえてくる
結構自分に自信のあるタイプですね笑
瑠璃色の空を見て、もうすぐ夜明けが来ることを知る。明け方4時くらいかな、海の向こうの方に薄っすらと朝日を感じるくらい。
朝日が昇る時間(みんなが起き出す時間)になったけれど、まだサヨナラはしたくない。"サヨナラ"を人として捉えて、まだサヨナラは眠っているんだから別れはまだ先の話。
「まだ夜明け前だ("サヨナラ"までまだ時間がある)からもっと手を取り合って一緒にいよう」が『踊ろう』の真意かなぁと思いました
マーメイドとは女性の人魚のことですが、人魚のイメージってディズニーや女の子向けのアニメとかに出てくるようなどっちかというと可愛い存在というか、健気に頑張る!みたいなイメージありません?
でも、『人魚 伝説』で検索かけると怖い話ばかりでした(本当なら本とかで読んだ方がいいけど今回は検索かけちゃいました)。
船を遭難させるとか、歌声に聞き惚れて近づいて来た人間を食べてしまうとか、そんな感じです。
この歌詞に出てくるマーメイドとは人魚のように艶やかに踊るという意味かもしれないけど、この伝説を知ってから見たらまた違った風に見えるなぁと思いました。
マーメイドのように魅了して、僕をダメにしてしまうのかい
的な?
これはすごく柔らかく表しましたけど、この彼、強引にドライブに誘うとか彼女の気持ち御構い無しに行動するとか普段じゃ考えられないような行動を起こしているわけですが、なんというか今の彼は彼女のためなら何だってするよ、どんな事だってって考えていそうで下手したら法に触れるようなことまでやってしまいそうな勢いを感じる。
彼女の魅力にはまってしまってもう抜け出せない。遭難した船のように心が浮遊しているような感じです。
もう 悲しみはいらないよ そばにおいで
かりそめの一夜でも Shall we dance?
もう 綺麗な涙をそっと 閉じ込めるよ
口づけは 夜がかけた魔法さ
今まで彼が自分勝手に行動してるみたいに散々書いてきましたけど、ここに来て、実は彼女は今の彼氏と上手くいっていないんじゃないか説が浮上。
普段は彼に彼氏の愚痴を飲み屋でこぼすような関係で、そんな彼女に彼はずっとやきもきしていた。それで今夜のような勝手な行動に出た。
だから、彼はもう悲しみは要らないよ(悲しむ必要はないんだよ)もっと近くにおいで
と彼女を諭すように声をかける。
『かりそめ』って "その場限りの" とか "ふとしたときの" って意味があるようです。
"かりそめの一夜" とはつまり "一夜限りの" って意味かなと推測。
よって、
たった一夜限り、今夜だけだから僕と一緒に踊ってくれないか?
って誘い文句になります。
ってことはつまり、、、
浮気っすね、、、
か、不倫
浮気(or不倫)のお誘い
彼女は「もう悲しみは要らないよ」って言われたときに涙を零している。
涙が頬を伝っている彼女が彼の誘いを受け入れてそっと目を閉じる
この一連の流れが "涙をそっと閉じ込める"ってとこですね
今までの彼女の態度は強がりな部分だった。何か訳あって、彼氏とは別れられないとわかっている彼女の精一杯の彼氏に対する想いだったのかもしれない。
そう簡単に別れられないとなると、不倫の方がしっくりくるな。不倫でいきましょう(もう終盤)
目を閉じた彼女につい口づけをしてしまう。
これは今夜だけだとわかっているからこそできた、夜というムードがそうさせた(魔法のように)って意味と彼女にとっては日常を忘れさせてくれるような魔法のようだった
という彼にとっても彼女にとっても魔法にかけられたかのように錯覚してしまう出来事だったわけです。
I want you baby
スキャンダラスに奪い去りたいのさ マスカレード
朝が来るまで誰にもバレやしない No No
一番サビでは『周りにどう思われようと君を奪い去りたい』と解釈しましたが、彼女は一番サビの強がっていたころとは違い、弱さを彼に見せています。
なのでここは、『彼氏から君を奪い去ってしまいたい』と少し変わります。
次の、"朝が来るまで〜" のところもまた少し変わる。
最初は『この気持ちがバレることはない』と解釈しましたが、ここでは『朝が来るまで君と僕が会っていたこと、君と僕がしたことはバレることはないだろう』ってな感じですかね。だってもう一線は越えてしまったから。
深夜、逢瀬をしているとは誰も思わないだろうという彼の密かな自信。
ここでの "No No " は彼女の『だめよだめよもイイのうち』的ノーノーだと思います笑笑
I need you baby
自分勝手な夜だってあるのさ ごめんね
聞き分けのいい ヤツにはなれやしない
今日だけは ガラスの靴 履いて
踊ろう 君は少女のままで
気持ちが彼女に伝わり彼女も受け入れてくれたという事実の元、『やっぱり僕には君が必要だよ』という彼の意思提示。
君が他人の女であることはわかっていて尚、こんな風に行動に移したこと、その誘いにのったことがバレたら彼女の体裁が悪くなる、そんな現実を意識しながらも勝手な行動をとったことに対しての "ごめんね"
僕はアイツ(彼氏)みたいに聞き分けが良くないんだよ。なんせ、ヤツ(彼氏)は彼女に不満を抱かせてる張本人ですからね(日常に不満なんて付き物だとは思いますが)
だから、『アイツみたいに大人しくは、できないよ』って感じですかね。
最後に、二つ目の解釈が登場。
この歌詞、"ヤツ" をカタカナ表記にしてるのズルくないですか。あいつとも取れるし、男と書いてヤツと読ませる的な当て字的使い方もできる。想像が膨らみまくる、、、
最後、シンデレラがお城の舞踏会で王子と束の間の幸せを感じたように彼女にとっても束の間の逃避行かもしれない。今夜の出来事がバレたら、とかそんな現実的なことを考えない、子供の時のような純粋な気持ちで今夜は過ごそう
と彼は心の中で決意します。
もう少し、彼らの逃避行は続きそうです。
ってのが私的、マスカレードの解釈です。
初めは彼の自分勝手な暴走かと思いきや、彼女との逃避行に発展していくという、、、
どんな解釈してるんだよwwウケるwwって方、そっとしておいて下さいm(__)m
いやー、ここまで書くのにどれだけマスカレード聴いて、ライブ映像見たことか、、、さらに仮面舞踏会まできいてたからね〜
ちょっとずつ書いてたら1ヶ月くらいかかっちゃったわ笑
長期に及んでしまったので最初の方に書いたこと思い出しながら書いてたので、こんなこと初めてで新鮮でした!
全然的を得ていなかったとしても、楽しかったからいいや!
また気分が乗ったらやるかもしれないです!
私のブログで稀に見る長文になりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!